熱画像直視装置 活動レポート 蓮田市消防本部

蓮田市消防本部にお伺いしてFLIR熱画像直視装置の講習と訓練を実施しました。

 

蓮田市消防本部について

◯昭和42年7月に蓮田町消防本部を設置

- 昭和54年4月に南分署を設置

- 平成15年4月に初の女性消防吏員を採用

- 平成29年3月に消防本部・消防署発足50周年を記念する消防フェスティバルを開催

- 令和4年4月現在、92名の職員で24時間365日市民の安心安全を守っています。

 

〇消防本部の職員総数と隊員数

職員数 92人、隊員数 73人

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〇自治体について

蓮田市は埼玉県の東部に位置し、総面積27.28平方キロメートルの細長い形をしています。都心からわずか40キロメートルの圏内にありながら、元荒川や、さいたま「緑のトラスト保全地第11号地」に指定されている黒浜沼(上沼)など豊かな自然環境に恵まれています。国指定史跡「黒浜貝塚」や、国選択無形民俗文化財・埼玉県指定無形民俗文化財「閏戸式三番」など、貴重な文化財も多く残されています。

当市では、市民の皆様との協働と消防団・消防本部がより緊密な連携と協調を図りながら、市民に信頼され、親しまれる消防を目指すとともに、誰もが安心・安全に暮らすことのできるまちづくりに、職(団)員一丸となって全力で取り組んでいます。

 

  • 熱画像直視装置の保有数と機種

  • 保有数3台※他社製品、FLIR K55、FLIR K2(3月末までに1台増予定)

  •  

熱画像直視装置の活用と期待すること

◯消防職員の殉職が後を絶たない現状を勘案し、常々如何に安全に迅速に最小限の放水で火災を鎮圧できるかを考えております。当本部は、県内一職員の平均年齢が若く、血気盛んな職員が多い反面、現場経験が少ない状況があります。

しかし、絶対に殉職や受傷事故は起こしてはならないと考えております。今回のご講義を伺いながら下記の活用についても模索していきたいと感じました。

・熱画像直視装置を取り入れた安全管理体制の構築

 →屋内進入統制員による活用・屋内進入隊員自身による活用・指揮本部からの災害俯瞰活用等

・ファイヤーコントロールボックス研修と熱画像直視装置の活用リンク

 →火災性状、BSAHFを取り入れた職員並びに消防団員の知識向上と火災戦術の構築

・若年化する小隊長への即断即決教育の充実

 →経験が少ない若手小隊長の決断のサイズアップツールとしての活用を推奨

 

講義の様子

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インタビューに応えて頂いた方

◯蓮田市消防本部

消防署 第1救助係・消防士長・内門貴志

消防署 第2消防係・消防士長・渡邉拓也

消防署 第1消防係・消防副士長・黒須 悟

消防課 警防係・消防司令補・茅野俊幸

 

その他にも活動レポートを載せておりますので、以下ページよりご確認ください。

  • 神奈川消防学校活動レポートはこちら
  • 島根県消防学校 活動レポートはこちら
  • 南魚沼市消防本部 活動レポートはこちら
  • 成田市消防本部 活動レポートはこちら
  • 笛吹消防本部 活動レポートはこちら
  • 上尾市消防本部 活動レポートはこちら
  • 徳島市消防局 活動レポートはこちら
  • 煙の向こう側を撮影:動画はこちら
  • FLIR熱画像装置堅牢性(耐熱、振動、回転、落下、防水):動画はこちら
  • FLIR熱画像直視装置の詳細はこちら

 

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