WearCheck社がFLIR Thermal StudioとRoute Creator 機能の活用により検査時間を半分に短縮

FLIR Thermal StudioFLIR Route Creator機能によって、南アフリカの検査会社WearCheck社では、変電所の巡回検査のレポート作成が非常に簡単になりました。事前に巡回ルートをカメラに設定可能なため、設備の見落しがほぼなくなります。

WearCheck社は、アフリカ大陸で有数の状態監視専門企業であり、様々な業種に対して信頼性ソリューションとサービスを幅広く提供しています。同社の基本的な目標のひとつは、定期点検やオーダーメードの状態監視プログラムの実施により、顧客の機械の有用性、信頼性、効率性を向上させて、顧客の費用と時間を節約することです。WearCheck社は9か国に14の世界的な研究所のネットワークを擁しています。

信頼性サービス部門の一部として、WearCheck社は、科学的な振動解析、超音波検出、構造共鳴、サーモグラフィといった様々な技術を利用しています。同社は、サーモグラフィカメラを活用して顧客の電気関係の設備や変電所の保守検査を実施しています。WearCheck社の検査員は、サーモグラフィを使用することで、温度差やホットスポットがないかを容易に調査でき、問題のエリアを特定して問題の診断を行えます。

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温度の状態監視

WearCheck社では、持ち運び可能な複数のFLIR Tシリーズのカメラを使用して状態監視業務を行っています。この人間工学に基づいたカメラにより、長時間に及ぶ巡回検査を実施して、あらゆる環境で手の届きづらい設備の診断を行えます。巡回検査が完了しても、作業は終わりではありません。赤外線画像、コメント、欠陥の疑いに関する注釈などの調査結果をすべて処理して、WearCheck社の顧客にとって有用なレポートに記載する必要があります。

今までレポートの作成には何時間もかかっていましたが、FLIR Thermal Studio Proソフトウェアの導入によって、レポートの作成時間は大幅に短縮されました。FLIR Thermal Studio Suiteは、サーモグラフィカメラの利用者が大量の赤外線画像や動画を管理・処理できるように設計された、解析およびレポート作成ソフトウェアです。WearCheck社が最も評価している機能は、Thermal StudioのFLIR Route Creator機能です。この機能により、場所の調査ごとに検査ルートを設定でき、現場ではカメラに登録された検査ルートに従って測定することができます。

 

FLIR ROUTE CREATORによって時間を節約する

WearCheck社の予知保全スーパーバイザーであるDeon Gaarkeuken氏は次のように述べています。「FLIR Route Creator機能のおかげで、ThermalStuio内に用意した当社のレポートテンプレートにカメラの画像、データ、検査の注釈を簡単に入力できるようになりました。通常、レポートの作成には多くの手作業が必要ですが、FLIR Route Creatorによってレポート作成時間を半分に短縮できます。」

Gaarkeuken氏は以前は別のソフトウェアパッケージを利用していましたが、FLIR Thermal StudioとFLIR Route Creatorの方がはるかに使いやすく、レポート作成が簡単で時間もかからないと述べています。「特に私のような、レポート作成ソフトウェアのほかにMicrosoft Wordを使いたくない人にとって、FLIR Thermal Studioは救いの神です。このソフトウェアには、わかりやすいドロップダウンメニュー、プリセット要素、ブロックが用意されており、レポートにドラッグアンドドロップして、サーモグラフィカメラのデータをはめ込むことができるため、素早く簡単に作業できます。」

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あらゆる設備を徹底的に調査

場所ごとに検査ルートを事前に構築することで、巡回検査での設備や変電所の見逃しや見落しはほぼなくなります。「巡回検査中に対象設備を見落とすと、修正のためにチームのメンバーを顧客先に再度派遣しなければならないため、莫大なコストが生じる恐れがあります。その上、専門家としてふさわしくない印象を顧客に与えてしまうことにもなります。FLIR Route Creatorのおかげで、調査が必要な変電所をひとつも見落とすことなく正確に把握できます。」と、Gaarkeuken氏は説明します。

FLIR Thermal StudioとFLIR Route Creatorは、大量のファイルを処理できるように設計されています。1日の検査で何千枚もの画像が生成されるかもしれないことを考えれば、必要性を感じていただけると思います。「すべて確実に検査するために、通常は、あらゆる設備において、ネームプレート、変電所全体、欠陥の疑われる箇所の写真を撮影します。このため、膨大な数のファイルが生成されますが、Thermal Studioでの作業は楽に感じます。」と、Gaarkeuken氏は説明します

設備にはっきりとした欠陥がない場合にも、WearCheck社のチームはその設備の写真を撮影し、画像に「OK」のタグ付けをします。FLIR Thermal Studio上では、「NG」のタグの付いた設備画像のみを指定し、レポートを作成します。

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顧客から求められるわかりやすいレポート

WearCheck社にとって、レポートの内容だけではなく、表示形式も大事です。充実したレポートは同社の重要な名刺となります。「カラーパレット、放射率、距離の設定などを事前に定義して、顧客が求める表示形式に完全に合わせるようにしています。FLIR Thermal StudioとFLIR Route Creatorは細やかな設定が可能ため使いやすいです。」と、Gaarkeuken氏は説明します。

 

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