熱画像直視装置活動レポート 愛知県春日井市消防本部

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愛知県春日井市消防本部にお伺いして講習を実施しました。

出張講習を依頼されたきっかけ

当市では7年前に消防隊への熱画像直視装置の配備を開始しました。

現在、全署所への配備が完了し運用していますが、近年、小隊長クラスの職員に対する火災活動に関する知識、技術の向上を目的とした教育を進めていく中、今一度熱画像直視装置に関する理解を深めるため、本講習を依頼しました。

 

出張講習を受講された感想

この度の、研修につきましては、警防業務に携わる多くの職員が「熱画像直視装置」というテーマを共有できたこと、大変有意義な内容であったと感じます。

内容については大きく3つテーマについて研修していただきました。

①熱画像直視装置の使用目的(煙の先を見る・FOの発生を抑える・残火確認)

②保有する熱画像直視装置タイプごとの測定範囲・能力の比較紹介

③熱画像直視装置の特性と使用方法

この研修により使用目的の共有が図れたことが何よりの成果だと感じます。

 

熱画像直視装置の保有数と機種

FLIR K2x5台

FLIR K45x1台

 

講習会の参加人数

120人

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他の消防本部さんへアドバイス

初任科教育で「サイズアップ」という言葉を学んだ世代と学んでいない世代がいる中、それぞれの教養が違うことは容易に想像ができますが、新しいことがすべてではなく共有を図ることがよい活動に繋がると考えます。

資器材導入に関しては「教養無くして、実践無し」。これに尽きると思います。

配備完了から数年が経過しましたが、改めて受講した内容により得るものが大きかったと感じます。

今回の研修は、火災出場する全ての警防担当職員を対象としましたが、熱画像直視装置という「火災で必ず携行・使用する資器材」について使用目的を共有することができたことは大変有意義なものであったと感じます。

2日間にわたり、わかりやすいご講義をしていただきましたFLIRシステムジャパンの中司様にこの場をお借りして感謝申しあげます。

 

今後の導入計画

現時点で更新計画等は未定です。

 

 

その他消防本部との活動報告はこちら

煙の向こう側を撮影:動画はこちら

FLIR熱画像装置堅牢性(耐熱、振動、回転、落下、防水):動画はこちら

FLIR熱画像直視装置の詳細はこちら

 

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