交通用の赤外線センサー

従来の交通映像解析にはビデオカメラが使われてきましたが、「暗すぎる夜間や明るすぎる日光の当たる環境では映りが悪い」、「物陰に隠れた車両や歩行者は見えづらい」といった固有の弱点があり、これらを克服するには何らかのアルゴリズムを追加する必要がありました。

しかし、赤外線センサーなら、このような問題はありません。 赤外線センサーは、微妙な温度差から鮮明な映像を生成するため、光を必要としないだけでなく、直射日光の影響も受けません。利用できる光の量にかかわらず、車両、歩行者、自転車などを24時間連続で検知することができます。

太陽光のグレア

従来のビデオカメラでは、太陽光のグレアが生じると、車両、歩行者、動物などが光に隠れて見えにくくなります。 しかし、赤外線センサーなら、検出された熱シグネチャのみに反応するため、グレアは映りません。

比較 - 太陽光のグレア  

ヘッドライト

ヘッドライトの扱いは、ビデオカメラにとっては厄介で、誤警報や見逃しの原因となるだけでなく、特に夜間の高速道路を正確に監視するのは不可能です。 赤外線センサーなら、ヘッドライトのグレアも映らないことから、クリアな撮影が可能です。

比較 - ヘッドライト  

物陰を見通す

ビデオカメラでは、対象が物陰に隠れた場合、歩行者、自転車、動物だけでなく車両さえも見逃す恐れがあります。 しかし、赤外線センサーなら、光ではなく熱を見るため、より確実な検知を行えます。

比較 - 物陰を見通す  

ロングレンジの暗視

ビデオカメラでは、夜間の高速道路は「不明瞭な光の列」のように映るため、有意義なデータ収集や事故評価を行うことはできません。 しかし、赤外線サーマルカメラを使用すれば、数キロ先にいる車両の熱シグネチャも明確に捉えられるほか、路肩に止まった車両のクリアな映像も撮影できます。

比較 - 長距離の暗視  

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